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29年事例1 分析② 平成25年の事例1を彷彿

引き続き、第2問の分析です。
この問題は平成25年の事例1の1(2)とかなりよく似た
内容となっていますので過去問分析を十分に行っていた人には
容易に出題の趣旨をつかめたのではないでしょうか。
まとめると
コア業務は少数の正社員が担当し、補助業務は非正規社員が担当しているということです。
この内容を書くだけでほぼ合格点でしょうが、これだけでは字数が少ないですから、他に一つ二つ
解答要素を考えますと、
①機能別組織だから正規社員は専門性を高めやすいこと
②非正規社員は交代勤務で柔軟な働き方ができてモチベーションが高まること
の2点が挙げられるかと。
特に①の機能別組織であることは、第5問の解答で想定される機能別組織から事業部制組織への改革
や機能別組織だから全社的視野を持った経営人材がいないといった課題を見据えると第2問あたり
で機能別組織に触れておくことは得策かと思います。
②については、わざわざ交代勤務について詳しく書いていることから、交代勤務に試験委員のメッセー
ジが込められていると判断するのは素直な対応かと。

以上により、下記の解答を作成しました。

①コア業務は少数正社員が担当し、補助業務は非正規社員が担当する
効率的な体制である。②正規社員は機能別組織であるので専門性を高め、
非正規社員は交代勤務等の柔軟な勤務体系で働き長期勤務が可能である。

29年事例1 分析① 最大の要因とは

まず、前回の記事でA社とX社のシナジー効果が重要と書きましたが、これは大きな誤解でしたね。
与件をじっくり読んでみると、A社は経営破たんしたX社の事業を引き継ぐことを目的に設立された会社
ですから、A社はX社と同等と解釈してよいというこです。二つの会社が合併したわけではないのですから、
シナジー効果は当然のことながらない訳です。
ということですから、二つの会社が登場しているとはいえ、一つの会社を取り上げた事例とみなしてよさそうです。

では、まず第1問から見ていきましょう。
設問に最大の要因との記載があり、誰もがこの制約に気ずいたでしょうが、何件か再現答案を読んだところ、
制約を遵守して最大、つまり一つの要因のみを記載している人はほとんでいなかったですね。
ほとんどの人が複数の要因を①~、②~という診断士試験の解答の書き方のお作法通り書いてますね。
試験委員は、多角的な視点で書くのが当たり前と考えて柔軟な対応ができない受験生に対してわなを仕掛けてきたのでは
ないかと推測できます。複数書いた人は内容がいくらよくても合格点(6割の12点)を獲得するのは難しいのではないでしょうか。
ただ、複数書いた人の方が多数派ですので、ここでの減点が致命的とはならないし、不安になることはないとも思っています。

与件からこの問題に関連する部分を抽出してくると、
①商品を絞り込んだ②低利の融資を受けた、③取引先の後押し、④昔ながらの味の復活、⑤商品のブランド力等容易に抽出することができますが、
ただ抜き書きするだけが求められている問題とは思えません。当然、これだけでもそれなりの点数が入っていることは間違いないでしょうが。
これらの実現の背景にあったA社ならではの一貫したもの、つまり強みが何かということまで問われているのであれば事例1らしい良問といえるでしょう。試験委員も事例1の始めでは気合を入れて作問しているはずですので、そうであるはずだと期待したいところです。
自分は、この再興の中で発揮されたA社の強みは、関連する与件の中にやたらと社長の記載が多いことも勘案し、社長自身だと考えました。営業畑の社長のリーダーシップがあったからこそ商品の絞込みや取引先の後押し獲得が実現できたのではないかと。
以上の設問解釈、与件分析を前提に下記の解答を作成しました。

要因は、営業力の高い社長のリーダーシップである。具体的には社長主導で①主力商品の地元でのブランド力を活用し②主力商品だけに絞込み経営資源を集中し、③県の低利融資や取引先からの支援を得ることができた。


平成29年度 事例1 ざっくり感想

すごい久しぶりの投稿ですね。
診断士試験、特に2次攻略のこつを書くのが本ブログ
の趣旨ですが、ねた切れ感も出てきたり、いつまでも
診断士試験にこだわってられないという思いもあり、ブログ
から離れていました。
とはいっても診断士試験の2次のことを考えるのは好きなので、昨日実施された今年の2次試験をきっかけにまた試験の分析
をやっていこうかなと思ってます。
早速ですが、昨日の2次試験事例1の問題を入手したのでざっくりとした感想を記しておきます。

全体の感想:菓子屋でしかも、2社が合併しているので平成21年の事例1が想起されます。
ポイントはお互いの強みのシナジー効果でしょうかね。一方の強みは営業力、もう一方の強みは製品力かなと推測しますね。
問題文が巧妙で何を問うているのかわからない問題が多かったのですが、例年どうり、強み、組織体制、組織文化、人材育成
といった事例1らしい観点から解答を書けたかどうかで合否が分かれたのではないでしょうか。

問1
問い方がうまいですが、ここは事例1の本質を試しているのでしょうね。
要は、A社の強みの抽出です。A社社長の営業力、リーダーシップ等を挙げられたか。
最大の要因ですから、複数書いてもいいから締めの言葉で一つにまとめられたか。
問題間のつながりを考えると、ラストの5問でその強みを承継させるのが事例1らしい
流れかなと考えます。
あとX社の強みを書いている受験生は多いようですが、これだけでは高得点は難しいのでは
と予想します。まー。でも多数派が有利な2次試験ですから、わかりませんが。

問2
なんか、平成25年の事例1の問1(2)とほぼ同趣旨のような気がしますね。
正規社員はコア業務に注力し、非正規も強みを持っていてコアを支えるような
業務に尽力して効率の良い体制を築いているということなんでしょう。
第2問でもA社の強みを抽出できたかがポイントではないでしょうか。設問1では社長の強み、
ここでは社員の強みを挙げさせているのではないか。

問3
戦略問題ですから。首都圏進出への販路開拓を意識できたかがポイント。
工場ですから、製品面でのメリットを挙げられたか。
おそらく、効率的生産により首都圏販売ができる生産余力の確保、
安全安心の競争力の高い製品開発あたりが求められているのではないでしょうか。

問4
この問題はまだはっきりとわからないですが、要するに経営課題を述べよということでしょう。
問3で製品面では課題をクリアーしてますので営業面の課題でしょうか。
となると、現在直営店は持ってないけど直営店を立ち上げるようですので直営店を運営する上での
組織構造、組織文化や人材育成面の課題を書けばよいのかと。
前者については、兼業している営業部の専任化とか直営店でのニーズ把握できる体制とかが挙げられ。
後者については、直営店での接客できる人材の育成、BtoCに即した組織文化の醸成とかが挙げられる
と推測します。

問5
この問題は、今ホットな話題の事業承継がテーマになっていますね。やはり診断士試験は中小企業白書
が重要だということでしょう。とはいっても、ここでもやはり社長の強みの承継、首都圏への市場開拓を進める
A社の課題を意識して書けたかがポイントでしょう。前者については、問1、後者については問4とのつながり
を解答に盛り込めれば、一貫性のとれた良い答案となったのではないかと考えます。

後日、詳しい分析をブログにアップしていきます。

ABCD評価をみての感想、というか反省

2016年の診断士試験2次試験も合格発表が終わり、再起を図る人は2017年試験に向けて決意を新たにされているところでしょう。試験ブログを見ていても2016年の試験ネタを書いているものはほとんどありませんが、再現答案ごとのABCD評価がわかるようになり、得点開示の結果も返却され始めた今こそが2016年の2次試験を振り返る良い機会だと思います。
 とういうことで、今回はABCD評価をみての感想、というか反省を書いていきたいと思います。

①事例4の採点はどのような形でされたのか。
難易度としては、かつてないほどの易問であったため、多くの人がA評価をとるだろうと予想していましたが、ふたを開けてみ
ればC,D評価をとってしまった人が非常に多い印象です。僕の予想は完全に外れてしまいました。機械的に容赦なく採点された結果なのでしょうが、ちょっとミスがあったがどうみても60点ぐらいとれてる人がC評価となっている有様。事例4の採点はどのような形でされたのでしょうか。
  仮説として以下を考えてみました。
  ①文章問題が非常に厳しくされたので、ある程度の点をとれているというような答案でも0点となった。
  ②計算問題の計算過程も非常に厳しく採点されたので数字があっていても下手すれば0点となった。
  ③全員一律8掛けの得点にされた。→これはかなりの高得点をとっているいた人がいるようなので否定。
  ④TOEICのように、統計的処理がなされた後の点数が出された。

①、②のついては、ある程度妥当性があるのではないでしょうか。そうでなければここまで低い得点になるはずがありません。
④についても、可能性を捨て切れません。皆が取れている問題を落としてしまった人は軒並みB以下になっている印象ですが、統計的処理、つまり偏差値的な得点が出された場合、そうなっても不思議はないからです。 

②事例3はソース派の完敗か。
事例3のラストはカット野菜を書いた人がソースを書いた人に比べ明らかに評価が高いことから、ソース派は完敗したといってもよいのではないでしょうか。自分は両方とも書くのがベストだが、したり顔でソースこそが試験委員の求めている解答であるとブログで書いていたので恥ずかしいかぎりです。とはいっても、ソースを書いた人のほうが、C社の根本的問題である通年取引が出来ない点をよく踏まえて長期的な視点で考察していたように思いますし、出題の趣旨には「C社の顧客動向など外部環境を把握し、今後野菜加工事業を強化して収益拡大を図るために必要な戦略ついて~」と野菜加工事業の強化が試験委員の求めていることなら、ソース事業の方が加工の要素は強いですので、カットが正解であることに納得しがたい点も多いんですが。 
  
   ちなみに自分が考えた解答は以下のとおりです。
  
まず、カット野菜事業を行う。理由は、需要が増大しており新鮮さを活かせ、また既存製造工程を活用できるから。次に、ソース乾燥野菜事業を行う。理由は、高付加価値で収益向上、長期保存可能で計画的な生産ができるので、通年取引が実現できるから、対応策は、衛生管理の徹底と営業専任部署設置でニーズに合致した製品開発である。

やっぱり、どちらもやって収益拡大していこうというのがベストなような気がするのですが。試験委員の見解はどうなんでしょう   か。気になりますが、永遠にわからないのが診断士試験でからね。
   

捲土重来を期す人へ 勉強会のすすめ

2次試験合格発表がありました。合格率は19.2%とやや低め、合格者人数は842人とかなり少なめの結果となりました。
事例4が大幅に易化し高得点の戦いになったにもかかわらず240点とれた人は少ないということですから、他事例は従前より厳しく採点されたのではないかと推測できます。事例1から3では、本当の意味での中小企業診断力が問われてきたのではないかと考えています。もちろん、受験生の大半が間違っていないところは確実に外さないことは従前どおり重要ではありますが。
捲土重来を期す人は、他の受験生がどのようなことを考えているかを知り、かつ本当の意味での中小企業診断力を磨くため議論形式の勉強会を検討されたらいかがでしょうか。

僕が受験生時代にお世話になった弱小診断士勉強会が23日金曜日に説明会を開催しますので参加を検討ください。

弱小診断士勉強会 http://jakusho.jp/ http://jakusho.jp/
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プロフィール

りっちー

Author:りっちー
30代前半のサラリーマン&中小企業診断士です。

中小企業支援や中小企業診断士試験のことを中心に綴っていきます。


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