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29年事例1 分析① 最大の要因とは

まず、前回の記事でA社とX社のシナジー効果が重要と書きましたが、これは大きな誤解でしたね。
与件をじっくり読んでみると、A社は経営破たんしたX社の事業を引き継ぐことを目的に設立された会社
ですから、A社はX社と同等と解釈してよいというこです。二つの会社が合併したわけではないのですから、
シナジー効果は当然のことながらない訳です。
ということですから、二つの会社が登場しているとはいえ、一つの会社を取り上げた事例とみなしてよさそうです。

では、まず第1問から見ていきましょう。
設問に最大の要因との記載があり、誰もがこの制約に気ずいたでしょうが、何件か再現答案を読んだところ、
制約を遵守して最大、つまり一つの要因のみを記載している人はほとんでいなかったですね。
ほとんどの人が複数の要因を①~、②~という診断士試験の解答の書き方のお作法通り書いてますね。
試験委員は、多角的な視点で書くのが当たり前と考えて柔軟な対応ができない受験生に対してわなを仕掛けてきたのでは
ないかと推測できます。複数書いた人は内容がいくらよくても合格点(6割の12点)を獲得するのは難しいのではないでしょうか。
ただ、複数書いた人の方が多数派ですので、ここでの減点が致命的とはならないし、不安になることはないとも思っています。

与件からこの問題に関連する部分を抽出してくると、
①商品を絞り込んだ②低利の融資を受けた、③取引先の後押し、④昔ながらの味の復活、⑤商品のブランド力等容易に抽出することができますが、
ただ抜き書きするだけが求められている問題とは思えません。当然、これだけでもそれなりの点数が入っていることは間違いないでしょうが。
これらの実現の背景にあったA社ならではの一貫したもの、つまり強みが何かということまで問われているのであれば事例1らしい良問といえるでしょう。試験委員も事例1の始めでは気合を入れて作問しているはずですので、そうであるはずだと期待したいところです。
自分は、この再興の中で発揮されたA社の強みは、関連する与件の中にやたらと社長の記載が多いことも勘案し、社長自身だと考えました。営業畑の社長のリーダーシップがあったからこそ商品の絞込みや取引先の後押し獲得が実現できたのではないかと。
以上の設問解釈、与件分析を前提に下記の解答を作成しました。

要因は、営業力の高い社長のリーダーシップである。具体的には社長主導で①主力商品の地元でのブランド力を活用し②主力商品だけに絞込み経営資源を集中し、③県の低利融資や取引先からの支援を得ることができた。


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No title

確かに例年通り第一問は強みが問われているはずですよね。
リーダーシップでひとくくりするのはうまいですね。

No title

ありがとうございます。
第1問で強みを答えさせるのは事例1の定番ですからね。

商品絞り込みとリーダーシップと迷い、最大のという制約と、事例Ⅰということもあり、私もリーダーシップを軸に展開しました。受験校の模範解答が絞り込みとしている解答が多いので裏目に出たことを後悔してましたが、同じ意見を見て少しホッとしています。

No title

カークさん

確かにリーダーシップは少数派ですね。
多数派が有利になるケースが大半ですから、
不安はありますが、試験委員は例年の事例と
同様に組織人事の視点での強みを求めてい
ると信じていますよ。
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りっちー

Author:りっちー
30代前半のサラリーマン&中小企業診断士です。

中小企業支援や中小企業診断士試験のことを中心に綴っていきます。


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