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事例1展望② 今年も課題発見力が問われるか?

前回の記事では、事例1では課題発見力が問われる問題が増え重要度が増していると述べましたが、
では、課題発見力が求められる問題はどうやって対策したらよいのか実際の問題をやってみて考えていきたい
と思います。以下、出題の趣旨に課題発見力の記載があった問題です。

平成21年事例1
第2問 A社がF社合併に前向きになれなかった理由が問われました。合併に伴う課題を一次知識活用で仮説することが必要な問題。
第3問 人員整理によるモラール低下を類推することはそれほど難しくなかったはず。人員整理を行う上での課題を一次知識活用で仮説することが必要な問題。

平成26年事例1
第3問 新しい事業の柱ができた結果が生まれた組織管理上の課題が問われました。どのような組織上の問題が発生しているかを把握するのが難しく、いまだに正解は定まっていないのですが、組織拡大に伴う権限委譲、研究開発(資金調達)への組織的注力が問われていたのかと思われます。

平成27年事例1
第2問 関連会社で新事業を行うべき理由が問われました。与件のヒントをから切り口を設定しやすく、やりやすい問題でしたが
関連会社イコール事業部制であることを意識して、一次知識の事業部制に関わる知識を活用できたかがポイントでした。

第3問 1事業の売上依存に伴う課題が何かということが問われました。1事業の売上が60%である状態から依存体質を見抜ける
かがポイントでした。

以上、課題発見力が問われた問題では企業の方向性をつかんだ上で、2次で必要な知識(1次知識+白書等でよく書かれていること)をもとに的確な仮説を立てることが重要であると言えるのではないでしょうか。また、過去(平成21年)では、企業で起こっている問題が容易に把握でき比較的どのような知識を活用したらよいかわかりやすいですが、最近(平成26年、27年)では企業で起こっている問題を把握することこそが難しくなっているので難化していることが伺えます。

対策としては、
①企業の方向性を的確につかみ、設問で問われている課題は何かを仮説する訓練を行う。
②全知識等で2次で必要な知識を徹底的に理解する。
が挙げられます。①については、課題が明確に与件に記載されている過去問を使い、もし課題が記載されていなかったら、どうやって課題を仮説すればよいかを検討してみればよいと思います。





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Author:りっちー
30代前半のサラリーマン&中小企業診断士です。

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