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1次試験統計の感想

1次試験の合格発表でしたね。いきなりびっくりしたのは、合格点が59%であるということ。これだけでも、今年の1次試験は今までで最高の難易度であったことを証明しています。1次試験合格された方は、改めておめでとうございます。

  で、気になったのが、1次試験の統計ですね。

  ①まず、申込者数19,444人に対して、1科目でも受験した方の人数16,024人。約3400人の大部分はあきらめたので受験しなかったのでしょうか。割合にして2-3%程度なら理解できますが、17%近くがあきらめているのはちょっと多すぎではないでしょうか。それだけでも1次試験の大変さを物語っていると思います。
  ②女性の合格率が7.1%と男性12.9%と比較してかなり低くなっています。2次について言えば女性のほうが明らかに合格率が高いので診断士試験は女性に有利と言われることが多いです。しかしながら、1次は毎年女性の方が合格率が低いことを勘案すると、女性の中で1次に合格した人の中には猛者が多くて、そういう人達が2次の女子合格率を引き上げていると推測できるのではないかと思います。女性の方が2次に適性があるとはいえないでしょうね。
  ③70歳以上と20歳未満の合格率はちょっと低すぎるんではないかと思いますが。70歳以上はやはり記憶力が衰えてくるからなのでしょうが、20歳未満はおそらく経営学部あたりの大学生で勉強熱心な人ばかりだと思うのでもう少し合格者が出てもよいと考えているのですが。やはり実務経験がないと厳しい試験なのでしょうか。
  ④東京、名古屋、大阪が受験者数も合格率も高い結果となってしまいました。やはり、都市部の方がいろいろな意味で受験に有利なんでしょうか。地方活性化のため、地方都市の方の奮起を期待したいところです。
  ⑤その他(無職を含む)の人は具体的にはどんな人か気になりますね。大部分はフリーターなんでしょうが、2,025人で構成比10%以上ですから、一大勢力になっていることは間違いないですね。

  

 
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30代前半のサラリーマン&中小企業診断士です。

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