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2次試験対策のアドバイスを聞く上での留意点

中小企業診断士の2次試験は他の資格試験とは違い唯一の正解がないため、「何を解答すれば
合格できるのか。」や「合格点を確保する得策はあるのか。」等等、様々な悩みを持つ受験生は多いと思います。
そして悩める受験生に対して、アドバイスしたがる合格者もとても多い。自分もそれの典型例ですが。

今回の記事で僕がアドバイスしたいのは、「巷で言われるアドバイスは要注意。」ということです。

①「実際に社長に経営改善提案をしているつもりで解答を書く。」と②「与件に素直に書く。」はよく言われることで、もちろん
合格する上でとても重要な心構えだと思います。しかしながら、真に受けすぎると合格から遠ざかってしまうリスクをはらんでいると
思います。

①「実際に社長に経営改善提案をしているつもりで解答を書く」
決して間違っていないのですが、それなら、なぜ、制約条件だらけで問われていることが曖昧な設問ばかり出てくるのでしょうか。
それは、「試験委員が望んでいる経営改善提案を類推して解答を書かないと合格できない。」というメッセージだと思います。
この試験は社長では無く、試験委員、つまり中小企業診断協会が意図する経営改善提案をできるかどうかが問われているとみなした方が無難です。ですから、社長のためを思って熱くなって解答を書いてしまうとその点を忘れてしまい大きく合格答案からそれてしまうリスクが高まるでしょう。試験委員という上司と一緒に社長に経営改善提案をしているという心構えで試験に臨まれたら良いのではないかと考えています。

②「与件に素直に書く」
これもきわめて重要で、与件に素直にならないと絶対合格はできないはずです。しかしながら、与件に素直になりすぎて、与件の中のささいな部分にこだわって方向性を大きく間違えてしまうことや与件コピペで解答作成して意味がわからない解答文になってしまう方も多いのではないでしょうか。後者については、少し前の2次試験なら与件コピペでも合格答案が作れましたが、最近の試験ではほぼ無理です。
要は、与件の中から重要な部分をつかみ、それを活用して解答していくことが求められているのです。そのためには、中小企業診断士としてのフレームワークで与件を分析していくことが必要です。合格者は中小企業診断士としてのフレームワークが出来上がっているから「素直にやればできるよ。」と語ってくるのですが、中小企業診断士としてのフレームワークが身についてない受験生は決して真に受けてはいけないと考えています。

いずれにしろ受験生は、合格者からの様々なアドバイスを自分なりに解釈して自分なりの解答手法を身につけていくべきです。
試行錯誤して自分なりの手法を身につける方こそが合格を勝ち取ることができるのです。


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りっちー

Author:りっちー
30代前半のサラリーマン&中小企業診断士です。

中小企業支援や中小企業診断士試験のことを中心に綴っていきます。


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